
訪問ありがとうございます。はぎおと申します。
グローバル化が進む現代、英語の勉強をしてビジネスや私生活に役立てたい方も多いと思います。



映画を英語で見たい!
海外で暮らしたい!
英語デキるってカッコイイ!
多くの人が「英語ができるメリットは大きい」と分かっているので勉強を始めます。
ただよっぽどの意志が無ければ、勉強を続けられる人は少ないと思います。その理由は・・・



努力の割に上達しない・・・(泣)
これに尽きると思います。英語力の上達を実感するには時間がかかります。



なんとなく英語勉強を始めた初心者にとって勉強の継続は苦しく、拒否反応が出る方もいるかもしれません。
私も何度も英語の勉強を放り投げてきました。そして世界20ヵ国をギリギリの英語力で旅してきた経験から、英語初心者はまず・・・
「英語のニガテ意識をなくす」これを目標に勉強することをオススメします。
具体的には、どんなに英語力が低くても英語を使う気になれる状態。「この商品の注意書き、全部英語でメンドウだけど読んでみるか。」と、英語に対して自然と一歩フミ出せる状態になれればもう怖いものはありません。
英語力の高さに関係なく、いかにニガテ意識を消して英語を使う気になれるか。英語の拒否反応を克服する方法について紹介してきます。


この記事の著者(はぎお)
日本の全ての市(792市)、海外20ヵ国を旅して世界中の文化を学んできました。ブログ内の写真は旅先で撮影したモノが多いです。
国立大学院卒、東京都庁合格、フィリピン留学、小中高校生の塾講師を経験するなど、勉強が好きです。
英語を学ぶメリット⇒ 選択肢が増える事





私は今までの人生で、それなりに英語の勉強をしてきました
今までやってきた英語の勉強
・大学院で「電気学会」に論文投稿するため、英語の参考文献を読みあさる
・会社で海外出張があるためTOEICの勉強をする(現在TOEIC750点)
・海外一人旅をして実践的な英語を学ぶ(訪問した国:20ヵ国)
・英語の苦手意識をハカイするためフィリピン留学経験
・現在、毎日1時間の英語勉強を継続中(4ヵ月~)
以上のように英語を勉強して感じた、英語を学ぶメリットは・・・
多くの場面で選択肢が増える事。
英語を勉強してきた結果、「情報」「稼ぎ方」「出会い」「行動範囲」など、多くの場面で選択肢が増えました。
英語を勉強したことで選択肢が増えた事
・英語表記のホームページから商品を買えるので、買い物の選択肢が増える。
・海外勤務も視野に入れる事ができ、働き方の選択肢が増える
・外国人の知り合いができ、人間関係が多様化する。
・海外旅行のハードルが下がるので、旅の選択肢が増える。
「小説や映画も英語で楽しめるようになった!」・・・と言いたいところですが、そこまでの英語力はありません。



映画は字幕より日本語吹き替え派です
このように英語がペラペラじゃなく、英文を読むのもメンドウです。
ただ、上であげたように英語のメリットを十分受け取っています。
その理由は英語のニガテ意識がないからです。
英語を話したり読むのはメンドウですが、英単語を調べながらほとんどの英文は読めます。英会話も簡単な英単語をつなげて最低限の会話はできます。
とにかく英語のニガテ意識さえハカイしておけばメリットを受け取れるようになれます。



初心者は「英語のニガテ意識」をなくす事を目標に、抵抗なく英語を使える状態になれれば怖いものなしです。
英語力を高めるより「英語のニガテ意識」をなくすべき


上でも書きましたが、私は字幕なしの海外映画は理解できません。英語新聞も辞書が無いとキツイです。
英語のサイトで買い物する時は何度も英文を読み返します。外国人の友人にメールを送る時は英文入力に時間がかかります。
ただ、そのビミョウな英語力で世界20ヵ国を一人で旅しました。



これらの経験を通じてつくづく思いますが、英語を利用する上で英語力はさほど重要ではありません。
重要なのは、英語にニガテ意識があるかどうか。「英語がニガテ」と思い込んで、英会話や英文をハナから「メンドウ。無理。」とあきらめる人が多いと思います。
また、「もっと英語力を高めてから海外へ行こう」と、なかなか一歩がフミ出せない方もいるでしょう。
いったん英語のニガテ意識さえ消しておけば、たとえ英語力が低くても「なんとかなるでしょ!」と、英語を使う一歩がフミ出せます。
私のように英語力がビミョウでも、「英語はこんなかんじで通じる」というバクゼンとした感覚さえGETしてしまえば、英語で得られるメリットを十分受け取れます。



私の体験談をふまえて、具体的に英語のニガテ意識をなくす方法を紹介していきます。
英語のニガテ意識をなくす方法① 1ヵ月の短期留学


英語のニガテ意識をなくす確実で速い方法は1ヵ月短期留学することです。



いや、ハードル高いでしょ・・・。
確かに、大人が1ヵ月の時間を作って短期留学するのはハードルが高いかもしれません。
ただその分、効果はバツグンです。



私が「英語のニガテ意識」を消せたのは短期留学のおかげだと思っています。
私は特に目標も無く「英語できるとカッコイイよね」と思い、2カ月間フィリピンへ語学留学しました。
※私にとって「カッコイイ」の原動力は凄まじいです。参考記事:カッコイイと思えるものを勉強する
フィリピン留学初日に簡単な英会話テストがあったのですが、何も理解できず、何も伝わらず、自分の英語力に絶望しました・・・(そしてテスト後にスマホを盗まれてフィリピン警察へ行きました。)
英語力最下位のクラスに入り、毎日英語づけの生活を送った結果、最初の1ヵ月で英語のニガテ意識がなくなりました。
ニガテ意識がなくなった主な理由は以下の3つとなります。
英会話は意外とテキトウでもできる
リスニングは完璧に聞き取ろうとせず、主要な単語を集中して聞き取ることでザックリ理解できるようになりました。
スピーキングは文法がメチャクチャでも発音がキッチリしていれば意外と伝わったので、バクゼンと「英語って意外とテキトウでも会話になるんだ」と自信になりました。
英語力の高い人が、低い人のレベルに合わせてくれる
語学学校には滞在期間が長いレベルの高い人と、私のようにレベルが低い人がいます。このように英語力に差がある2人が会話をする時、必ず英語力が高い方が低い方に合わせます。
これは大人が子供と話すときに話し方を変えるのと同じで自然な事です。
留学前は「自分の英語力が低くて相手がメイワクじゃないか不安」と思っていましたが、英語力が低くても問題なく会話ができたので自信につながりました。
「留学した」という事実が自信になる
私は2ヵ月間という短い留学期間ですが、滞在中は現地の人とコミュニケーションをとったり、その国の暮らしや文化も経験します。
私に限っては、英語力ほぼゼロの留学初日にスマホを盗まれ、フィリピン警察の人とコミュニケーションをとる必要がありました。留学初日に実践本番でした。
そもそも日本人で留学経験者は多くありません。「さすがに平均より英語できる方でしょ・・・」と”留学した”という事実で自信を持つことができました。
以上。英語のニガテ意識が無くなった理由を3つ上げましたが、共通するのは「勉強のツミ重ね」ではなく、「成功体験のツミ重ね」です。



英語のニガテ意識をなくすためには留学や勉強が重要なのではなく、とにかく英語での成功体験が重要です。
小さな成功体験をつみ重ねる事を意識すると良いです!
英語のニガテ意識をなくす方法② オンラインスクールで英会話


私は大学受験でかなり英語の勉強をしたはずなのに、留学するまで英語のニガテ意識を持ったままでした。
おそらくその原因は英会話の経験不足からくるものだと思います。高校までの英語はリーディングが基本なので。
ただ、上でオススメしたような「留学」は、時間のない社会人にとってハードルが高いでしょう。
そんな時はオンライン英会話がオススメです。
・・・現代のオンライン英会話はスゴイ事になってます。コスト面や手軽さを考えたらもう留学するよりオンライン英会話の方が良いかもしれません・・・。
オンライン英会話のスゴイところ:価格が安すぎる
「ネイティブキャンプ」というオンライン英会話スクールだと、月額6,480円で外国人講師と無制限で話し放題です。
・・・これ安すぎると思いませんか?無制限で話し放題ですよ・・・。
睡眠以外の時間を全てオンライン英会話につぎ込んでも6,480円。だいたい焼肉1回分の価格です。
もし1ヵ月の短期留学だったら、どんなに安いスクールでも10万円以上かかります。
他にも「DMM英会話」なら25分の授業が105円。「kimini」なら無料体験30日。だいたい1回のレッスンがコーヒー1杯分です。
現代のオンライン英会話はとんでもない安さでレッスンを受けることができるので、英語のニガテ意識をなくす費用と考えればわずかな出費だと思います。
オンライン英会話のスゴイところ:世界中の人と会話できる
オンライン英会話が低価格の理由は、単価の安い国の講師であることが理由の一つです。
逆に言えば、アフリカから南米まで、様々な国籍の人と会話する事ができます。
いきなり外国人講師と話すのが不安な方は、最初は日本人講師を指名すれば問題ありません。
オンライン英会話ではジンバブエ人やジャマイカ人など、普段なら関わることのない人たちとコミュニケーションをとることができます。この経験は英語の勉強に匹敵するほど貴重なものだと思います。
たどたどしくても、世界中の人と会話することで自然に英語に対するニガテ意識はウスれていくと思います。
オンライン英会話のスゴイところ:スキマ間時間にレッスン可能
英会話教室なら決められた時間に決められた場所へ行く必要があります。留学なら仕事を一時ストップしてまとまった時間を確保する必要があります。
ただ、オンライン英会話ならどこにいてもスマホで即レッスンを受ける事ができます。
「忙しくて30分の時間も作れない!」という人でも、「5分だけレッスンを受ける」という選択も可能なので、とにかく手軽に英会話をすることができます。
短い時間でも英会話の中で「私、英会話できてる!」という小さな成功体験をツミ重ねれば英語のニガテ意識はなくなっていきます。



現代のオンライン英会話はとんでもなく「安く」「便利」で「質が高い」ものになっています。留学よりもオンライン英会話の方が有効な方も多いでしょう。
英語のニガテ意識をなくす方法③ 海外一人旅で武者修行


個人的に一番オススメなのが海外一人旅です。
英語を使う機会が無く勉強している人にとって、テストで点を取ることや英語を勉強すること自体が目的になっている人も多いと思います。(私がそうだったので・・・)
そんな中、海外一人旅に出て無理やり実践英語に触れると、完璧な英語じゃなくてもコミュニケーションがとれることに気づくと思います。
英語圏外の国なら相手の英語もテキトウな場合が多いので肩の力が抜けます。
英語圏の国も英語圏外の国も合わせて20ヵ国旅しましたが、旅をすればするほど英会話の本質的なコツがつかめてきます。
実践英語に触れて感じた事
・「略語」「早口」「なまり」など、リスニング教材のようにキレイな英語を話す人はほぼいない。
・英語での会話がかみ合わない時、相手が自信満々だと自分ダメだと思いガチだが、相手の英語の方がテキトウな場合がある。
・文法がメチャクチャでも、主要な英単語をちゃんと言えればかなり通じる。
・ボーディーランゲージで意外となんとかなる。
どんなにヘタな英語でも伝え方によっては通じますし、何よりメチャクチャな英語を自信満々に使って商売している外国人が山ほどいます。
もちろん英語圏の国で自分の英語力の低さに悔しい思いをすることもあります。ただ、世界中でネイティブの割合は1割以下です。



色んな種類の実践的な英語に触れることで、その経験自体が自信につながります。
以上のように、海外一人旅はとにかく英語の経験をつむことができます。「空港の検査を無事通過できた」「店で買い物ができた」「ホテルのチェックインができた」など、少しずつ成功体験をつみ重ねることで英語のニガテ意識がなくなっていきます。
英語のニガテ意識をなくす方法④ 資格を取る




英語の自信について、感覚ではなく形として証明されて初めて納得する方もいると思います。
そんな方には、TOEIC600点か、英検2級を目指すことをオススメします。



英語の資格といえばTOEIC か英検です
TOEIC600点を目指す
TOEICとは、リーディングとリスニング問題を約2時間で解くテストです。
平均以上の英語力の証明として最も信頼が高いのがTOEIC600点(満点990点)です。
一般的に履歴書に書いて英語力をアピールできるのも600点からとされています。
TOEICで600点をとれば客観的に英語がニガテな人とは思われないため、ニガテ意識をなくす事につながります。
ただ、正直TOEICの点数だけで英語のニガテ意識がなくなるかはビミョウです・・・。私は大学に入った時点でTOEIC400点、勉強して現在は750点と何度もTOEICテストを受けていますが、TOEICにはスピーキングのテストがありません。
TOEICの社会的評価は高いので社会人としてのメリットは大きいですが、スピーキングを勉強する必要がないTOEICでは英会話のニガテ意識は消せないと思います。



対策として、TOEIC600点+オンライン英会話を組み合わせればバッチリだと思います!
英検2級を目指す
英検とは、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの能力が問われるテストで、TOEICよりも総合的な英語力が試されます。
一般的に英検2級に合格すれば平均以上の英語力は持っているとみなされます。
社会的評価で考えるとTOEICを重視する企業が多いですが、総合的な英語力を測れるのは英検なので、英語のニガテ意識をなくすには英検のほうがオススメです。



英検はライティング能力もスピーキング能力も資格として認めてもらえるため、英語のニガテ意識をなくすのに効果的だと思います!
まとめ
・英語初心者は「英語のニガテ意識」をなくすことを目標にすること良い
英語のニガテ意識さえ消しておけば、英語を使う事が苦にならない
・英語を学ぶメリットは多くの場面で選択肢が増える事
「情報」「稼ぎ方」「出会い」「行動範囲」などで選択肢が増える。
・英語のニガテ意識をなくすには成功体験をつみ重ねる事
「1ヵ月の短期留学」「オンライン英会話」「海外一人旅」などで成功体験をつみ重ねる
・目に見える「客観的評価」を重視する方は資格取得を目指す
TOEIC600点か英検2級の資格を目指すのがオススメ。



たとえ英語の勉強をやめてしまったり、使う機会が無くなったとしても「ニガテ意識」さえ消えていれば、いつでも英語を使う気になれますよ!
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