【100記事調べた結果】大人が勉強する意味は「なりたい自分」になるためです。

はぎお

訪問ありがとうございます。はぎおと申します。

考える人

勉強が世間で重要視されてるけど、そもそも勉強する意味って何?

勉強のやる気をだす上で「勉強する意味は?という問いは避けて通れないと思います。

勉強のやる気を出すため、もしくは子供に質問された時のために答えを持っておくべきです。

そこで、「勉強する意味」をgoogleで100記事分知らべてみました。

その結果、結論を言います。

結論:勉強する意味は「なりたい自分になるため」
ただ、このゴールに向かって段階的に意味が存在します。

以上です。

どいういことか、順を追って説明していきます。

はぎお

この記事の著者(はぎお)
日本の全ての市(792市)、海外20ヵ国を旅して世界中の文化を学んできました。ブログ内の写真は旅先で撮影したモノが多いです。
国立大学院卒、東京都庁合格、フィリピン留学、小中高校生の塾講師を経験するなど、勉強が好きです。

目次

「勉強する意味」グーグル検索上位100記事分を調べました

私自身の考えもありますが、まずは「勉強する意味」でグーグル検索し、上位100記事分の意見をまとめてみました。

学習塾や東大生、社長やアーティストなど、「勉強する意味」について多くの意見がありました。100記事分の結果は以下となります。多いのでざっと見るだけでいいです(笑)

 勉強をする意味
(検索上位100記事分)
視野を広げるため
人生の選択肢を増やすため
何かを学ぶ方法を身に付けるため
生きる力を身に付けるため
好きなことを楽しむため
努力し続ける力を付けるため
自信を付けるため
自由に発想するため
人の役に立つため
将来役に立つスキルを磨くため
人生を豊かにするため
自分の成長のため
頭の使い方を学ぶため
発信できる立場になるため
騙されないため
評価されるため
未来を予測するため
幸せになるため

問題を解決する能力を身に着けるため
なりたい自分になるため
複雑な現象を理解するため
効率よく生きるため
忍耐力をつけるため社会で活躍するため
やりたいことに巡り合うため
生きるため
成功するため
稼ぐため
なぜ生きるかを知るため
知的好奇心を育むため
人を守るため
自律心をつけるため
自分を磨くため
学歴のため
夢をかなえるため
成長の型を学ぶため
自由に生きるため
自分を知るため
向上心を維持するため

これが勉強をする意味の全てです。(意見がかぶるものも多かったです)

これだと乱雑していて分かりにくいので、似たような意味のモノでまとめてみます。

また、100記事をまとめていく中であることに気づいたので結論も言います。

勉強する意味は「なりたい自分になるため」

地方のお祭りで「なりたい自分(武士)」になりました。

100記事分の意見をまとめてる間に結論が出ました。勉強する意味は「なりたい自分になるため」です。どういうことか順序立てて説明していきます。

ステップ① 100記事分の中で多かった意見をまとめました

上で一覧をあげましたが、多かった意見をまとめると以下のようになります

「勉強をする意味」で多かった意見
・頭の使い方を学ぶため(16件)
・人生の選択肢を増やすため(15件)
・なりたい自分になるため(11件)
・忍耐力をつけるため(9件)
・視野を広げるため(7件)

多くの方が結論としている意見なので、たいていの意見がこの5つの意見に属しています

次にこの5つを含めて、全ての意見をカテゴリー分けしていきます。

ステップ② 100記事分の意見をカテゴリー分けしました

たくさん意見がありましたが、「勉強をする意味」を4つのカテゴリーに分ける事ができました

カテゴリー①考える力を身につける

勉強する意味で最も多かった意見「頭の使い方を学ぶため」を含め、「問題解決能力」、「発想力」、「理解力」、「未来を予測する能力」全てこの「考える力」につながります。

視野を広げるため」という意見も、物事を多面的にみて考え方の幅を広げるというものなので、考える力のカテゴリーに入れました。

カテゴリー②自分の心を制御する

「忍耐力をつけるため」、「努力を続ける力をつけるため」「向上心を維持するため」を「自分の心を制御するため」のカテゴリーに入れました。

カテゴリー③社会で活躍する

「稼ぐため」、「学歴のため」、「役に立つスキルを磨くため」、「人の役に立つため」など、社会で活躍するためのカテゴリーに入れました。
これは「なりたい自分になるため」のカテゴリーにも入れられるのですが、とりあえず、「社会で活躍するため」に入れておきます。

カテゴリー④なりたい自分になる

「夢をかなえるため」、「自由に生きるため」、「好きなことを楽しむため」、「自信をつけるため」など、全て「なりたい自分になるため」につながります。というか、全てがこの「なりたい自分になるため」につながるのですがまた後で説明します。

勉強する意味でよく耳にする「人生の選択肢を増やす」も、結局自分のやりたいことをやるためなので、「なりたい自分になるため」のカテゴリーに入れました。

以上、
・考える力を身につけるため
・自分の心を制御するため
・社会で活躍するため
・なりたい自分になるため

4つに分けられました。

※勉強する意味の中で、取り扱わないもの
「成功するため」、「幸せになるため」などは、そもそも成功や幸せって何?と漠然としすぎているため除外しました。

最終ステップ 「なりたい自分になるため」にむけて段階的に意味を並べました

まず「勉強する意味」の結論ですが、記事の最初で言った通り、

「なりたい自分になるため」です。

この結論に至った理由は、100記事の「勉強する意味」をまとめていくなかで、マズローの5段欲求が浮かび上がってきたからです。
※「マズローの5段欲求」とは人間の欲を5段階で表したものです。

マズローは、最終段階の欲求を「自己実現」、つまり「なりたい自分になること」としています。

その下の欲求が「承認欲求」、つまり「周囲から評価される」「学歴を得る」などです。

「勉強する意味」をマズローの5段欲求に従ってざっくり並べると以下のようになります。

本当にざっくりです

マズローの5段欲求

1段目:生理的欲求
人の3大欲求(食欲・睡眠欲・性欲)のような、生きるために必須な欲求。動物も持つ欲求。

2段目:安全の欲求
恐怖にさらされない安全な環境で暮らしたいという欲求。紛争地帯で暮らすのはイヤ。

3段目:社会的欲求
集団に所属していたいという欲求。仲間外れは悲しい。

4段目:承認欲求
周りに認められたい欲求。ツイッターやインスタでバズりたい。

5段目:自己実現の欲求
なりたい自分になる。(そもそもなりたい自分を決めるのが難しいですが・・・)


※6段目:自己超越の欲求
マズローが晩年に加えた最上級の欲求。ボランティアや寄付など、自分以外に尽くしたいという欲求があります。

以上。「勉強する意味」のゴールは「なりたい自分になる」ですが、そのゴールに向かって段階的に意味が存在します。みんな目指す段階が異なるので勉強する意味」がたくさんあるわけです。

これで記事の一番最初に言った結論にたどりつきました。

結論:勉強する意味は「なりたい自分になるため」
ただ、このゴールに向かって段階的に意味が存在する。

「勉強する意味」は自分の欲求段階に合わせるべき

考える人

現実問題、なりたい自分が良くわからないし、どうやってやる気を出せばいいのか・・・。

はぎお

勉強の意味を、自分の欲求段階に合わせて設定すればヤル気が出ます。

「なりたい自分になる」は、ゴールとして遠く感じる場合があると思います。その場合自分の欲求段階に合わせて目標設定すればやる気が出ます。わかりやすく私の体験談で説明していきます。

やる気の出し方の成功体験と失敗体験

私は学生時代のころ、高校の進学クラスで初めて国立大学合格の実績を作りました。

そんなに成績が良い方じゃなかったので、国立大学を目指すことに反対されていましたが鉄の意志で合格。

はぎお

私の勉強する意味は圧倒的な「承認欲求」でした。

国立大学って響きカッコイイ。授業料も金も安い。親も先生も喜ぶ。みんな褒めてくれる・・・・!

結果私は合格し、あだ名が「神」になりました。

あらゆる人から褒められ、称賛され、私は優越感の海におぼれました。

そして大学で留年しました。

留年した理由は勉強の目的が「学歴」「周囲の評価」だったからです。すでに目的を達成して、新しい目標は見つけられませんでした。なりたい自分については考えていましたが、ピンとくるものは無い・・・。

はぎお

やりたいことも無く、なりたい自分もよくわからなかったです。

その後なんとかザセツをのり越え、勉強のヤル気を取り戻しました。その経験を以下の記事で詳しく紹介しています。
参考記事:しんどい勉強のヤル気を出す方法

現在は毎日勉強しています。それは日本・世界中を旅して、なりたい自分がうっすら見えてきたからです。

これらの経験から言えることは、勉強をする意味は「なりたい自分になる」のような遠いゴールではなく、自分の欲求段階に合わせて設定するのが現実的ということです。

すごいと言われたい」や「勉強している自分がカッコイイから」のような理由でも、勉強のやる気が出るならそれでいいと思います。

これは人によって立っている欲求の段階が違うだけなので、まずは自分に適した「勉強の意味」を持ち、最終的に「なりたい自分になるため」というゴールを狙えば良いです。

中学生に「なりたい自分になるため」に勉強しろ!と言って響くわけありません。中学生の欲求の段階は、「友達においていかれたくない」とか「モテる」などの「社会的欲求」か「承認欲求」です。それでいいと思います。

なので、これから勉強を始めようと思っている方、やる気を失いかけている方は、ゴールは「なりたい自分になるため」と頭のスミに置いて、現在の自分の欲求を見定めてやる気につなげてもらえればと思います。

欲求がカミ合うと勉強のやる気がでます。

もし、大学時代の私のように「なりたい自分」が分からないという方はぜひ旅に出てみてください。旅をすると「自分は何者なのか」というヒントが得られて勉強のやる気につながりますよ!

参考記事

まとめ

・勉強の意味は「なりたい自分になるため」。ただ、このゴールに向かって段階的に意味が存在します。
・勉強の目的を固定したり、遠いゴールだけ探していると勉強の意味を見失います。そしてやる気も失う可能性があります。
・自分が今立っている欲求の段階を見定め、その欲求に従えば勉強のやる気が出ます。

はぎお

以上。最終的なゴールは「なりたい自分になるため」と頭のスミに置いて、等身大の欲求に従えば勉強のやる気につながると思いますよ!

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