訪問ありがとうございます。はぎおと申します。
大人になってから、しんどい勉強でもガンバらなければいけない状況があると思います。
そして、勉強すべきなのにヤル気を失ってしまった・・・勉強しないとヤバイのにヤル気が出ない。今まさにそんな状況の方もいるかと思います。
・昇進試験があるけどヤル気が出ない。
・資格取得が必須の仕事なのに勉強が進まない・・・
・同期はみんな勉強してるけど俺はあきらめた(泣)
などなど
私も一度、勉強のヤル気を全て失い留年したことがあるので、気持ちは痛いほど分かります。
特に、まさかの留年2回目が決まりそうだった時、なぜこれほど勉強のヤル気が出ないのかしんどかったです。
留年2回目はギリギリ回避でき、とりあえず最悪の結果は回避できました。
そしてとにかくヤル気を出し、勉強をガンバりました。
その結果
・大学院で優秀な成績+学会に論文が掲載され奨学金半額免除
・フィリピンに留学し、朝から晩まで英語漬けの日々を送る
・公務員試験の勉強をして東京都庁に合格
・SPIテストを含めて就活対策の勉強を全力で行い、一部上場大手メーカー3社から内定をもらう
落ちこぼれて留年した人の中では、かなり勉強をガンバって挽回した方だと思います。
勉強のヤル気を全て失った後、なぜこれほどガンバれたのか。
「しんどい勉強をガンバる方法」を結論だけ言います。
しんどい勉強をガンバる方法
勉強をやらないとどんなヤバい状況になるかリアルに想像する。
その後、「悲劇のヒロイン」となって自分に酔って勉強する。
以上です。どういうことか、私のこれまでの「勉強人生」に沿って説明していきます。
この記事の著者(はぎお)
日本の全ての市(792市)、海外20ヵ国を旅して世界中の文化を学んできました。ブログ内の写真は旅先で撮影したモノが多いです。
国立大学院卒、東京都庁合格、フィリピン留学、小中高校生の塾講師を経験するなど、勉強が好きです。
しんどい勉強をガンバる方法
私の歩んだ「勉強人生」に沿って説明していきます。
(序章)高校のクラスで初めて「国立大学合格」の実績を作る
そもそも私は勉強のやる気にあふれた人間でした。高校のころ猛勉強し、進学クラスで初めて国立大学合格の実績を作りました。
勉強のモチベーションは、圧倒的な「承認欲求」です。みんなからホメられたかったです。
そして国立大学に合格した後、わたしのあだ名は「神」になりました。
あらゆる人からホメられ、優越感の海におぼれました・・・この時は。
大学で勉強のヤル気を失う
大学に入ってから勉強のやる気を失いました。
やる気を失った理由は「勉強がんばる意味って何?」と思ったからです。
成績が良いから良い会社に入れるわけでもない。就職してから直接役に立つ勉強でもない。
高校までの受験勉強とは違い、「勉強=わかりやすい成果」につながらない・・・。
「勉強で人間的に成長する」なんてキレイごとでやる気は出ません。
そして留年しました。
※現在は勉強をがんばる意味を理解しています。勉強する意味やメリットについては以下の記事を参考にしてください。
勉強のヤル気を失いすぎて2回留年しそうになる
勉強する意味を見失って留年した後、スキーのインストラクターとして生きていこう!と思い、学校を休学して長野の山奥にこもりました。
完全にトチ狂っていました。
数ヶ月で正気に戻り、スキーで生きていくことを諦めて大学に戻りました。
まだやり直せるかもしれないと思い、勉強と向き合うため大学院受験をします。
そして大学院受験に落ちました。
ちなみに同じ大学から大学院へ進学する場合、試験に落ちる人はよっぽど勉強していない人だけです。
就職活動もしていなかったので、もう一年待って大学院受験するか、無職として社会に出るか。
この時に自分のヤバさを実感します。
自分のヤバさを直視し、マトモを目指す
自分が本当にヤバイ状況になると、ある感情が強烈にわき上がります。
(マトモになりたい・・・!)
「みんなと同じだとツマらない!」と思っている人は心に余裕がある人だと思います。
同窓会に行きづらい、親に申し訳ないと思うヤバさを実感したら、「みんなと同じになりたい!」と強く願うようになります。
そして、なんとか大学院の二次募集で奇跡的に合格し、ここからマトモに勉強をやり始めます。(二次募集は毎年あるわけじゃないので、本当に運が良かったです)
この経験から学んだことは、「やりたくない勉強をやらなきゃいけない」時、やらなかった場合どれだけヤバイ状況になるかリアルに想像すべきということです。
私は勉強がメンドウになったら2回留年しそうになった時を思い出し「勉強しなかった場合どうなるかリアルに想像する」ということを必ずします。
リアルに想像できれば、「メンドウだけど、後々さらにメンドウな事になるから勉強しとくか・・・」と思い直せることが多いです。
悲劇のヒロインとなり、自分に酔って猛勉強する
さて、無事大学院に進学して一個下の後輩が同級生になる中、アホで留年したとは思われたくありませんでした。落ちこぼれにもプライドがあります。
狙うのは「スキーのプロを目指してやむなく休学して留年した人」というポジションです。まあウソではありません(笑)
本気でその役作りをしていく中、「スキーに集中して勉強する時間が無かったけど、そのハンデを埋めるために必死で勉強ガンバるんだ・・・」と勝手に挫折を知る悲劇のヒロインとなり、メチャクチャ勉強しました。
その結果・・・
・大学院で優秀な成績+学会に論文が掲載され奨学金半額免除
・大学院の夏休みにフィリピンに留学し、朝から晩まで英語漬けの日々を送る
・就活と並行して公務員試験の勉強をし、東京都庁に合格
・SPIテストを含めて就活対策の勉強を全力で行い、一部上場大手メーカー3社から内定をもらう
留年してからここまで勉強した人は、少なくとも私の周りにはいません。
民間企業の就活をメインでしてるのに、同時に公務員試験の勉強をしているのも今考えれば意味不明です。
ただ、そんなにも勉強をガンバれた理由はただ一つ・・・。
悲劇のヒロインとなり自分に酔っぱらったからです。
この経験から学んだことは、どんな失敗やハンデがあろうと全て悲劇のヒロインの材料となる事です。
例えば大卒で簿記1級を取得した人と高卒で取得した人がいたとします。同じ資格ですが高卒で取得した人の方が「すごい!」と言われるでしょう。
「高卒で簿記1級をとる勉強ノウハウ」などをYouTubeに投稿すれば、大卒があげる動画よりも付加価値がつきます。
ハンデがあればあるほど、何かを成しとげた時に人は価値があるものとみなします。これは社会の真理です。
色んなハンデが合って「しんどい勉強をガンバらなければいけない」時、悲劇のヒロインとなって目標達成を目指すことをオススメします。達成した時、多くの付加価値がついているはずです。
まとめ
しんどい勉強をガンバる方法
・勉強しなかった場合どうなるかリアルに想像する
勉強しなかった場合、今よりヤバイ状況になる事が想像できれば「後々かなりメンドウな事になるからイヤだけど今勉強するか・・・」と切り替えられます。
・悲劇のヒロインとなって自分に酔っぱらう
ハンデや失敗があるほど成功した時に付加価値がつきます。「こんなキビシイ状況なのにガンバって勉強する私・・・スゴイ!」と悲劇のヒロインとなればなんとか乗り切れることが多いです。
以上。私のように、勉強せずに本当にヤバイ状況を体感してからヤル気を出すのもアリだと思います。
ただ、挽回できずに全てのやる気を失う可能性があるため、みなさんには今回のアドバイスで最悪の状況を回避してもらいたいです!
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