訪問ありがとうございます。はぎおと申します。
「なんか資格でもとってみようかな。」
このように、明確な目標は無いけど「とりあえず資格とっといた方がイイよね!」と思い立つ方も多いと思います。
・将来何かの役に立つかも
・一つくらい資格持っておきたいな
・勉強してこなかった自分を変えたい!
などなど
ただ、同時に以下の悩みが生まれると思います。
どの資格をとればいいか分からない・・・
資格の種類は1000以上あるため、どの資格が自分に向いているのか迷いますよね・・・。
ちなみに私は以下の資格・検定を取得しています。
品質管理検定2級
裏千家茶道初級
スキー1級
剣道初段
TOEIC750点
象使い免許
フォークリフト免許
JABEE認定(技術士補)
・・・ジャンルがバラバラです。
品質管理検定は仕事で役に立ちそうだから取得し、象使いの免許はカッコよさそうなのでラオスで取得しました。
このように、深く考えずに色々手を出してきました。
色々手を出してきたからこそ言える資格の選び方ですが、結論だけ言うと・・・
・仕事のためか、プライベート充実のためか、はっきりさせる。
・どうしても選べなければ、プライベート充実にもつながる英語かメンタル系の資格がおススメ
以上。詳しく説明していきます。
この記事の著者(はぎお)
日本の全ての市(792市)、海外20ヵ国を旅して世界中の文化を学んできました。ブログ内の写真は旅先で撮影したモノが多いです。
国立大学院卒、東京都庁合格、フィリピン留学、小中高校生の塾講師を経験するなど、勉強が好きです。
どんな資格でも取得する意味はある
資格は医師免許から野菜ソムリエまで、社会的評価に大きな差があります。
資格の中でもカラーセラピストやお掃除スペシャリストなど、わざわざ取得する意味があるの?という資格もあるでしょう。
そんな資格にこだわるより実力が大事!
このように「誰でもとれそうな資格は意味が無い!」と考える方もいるでしょう。
ただ、てきと~に資格を取得してきた私の経験から言うと、どんな資格だろうと取得する意味はあります。
資格は努力や人間性を証明するモノ
「一部の難関資格を除いて、ほとんどの資格は意味が無い!」そう言う方はおそらく、「お金や仕事に直結しにくい」という意味で言っているはずです。
確かに、野菜ソムリエの資格を持っているからと言って、転職や収入面で大きく活躍するケースは少ないでしょう。
ただ、資格取得は「能力の証明」と同時に「努力や人間性の証明」をしてくれます。
例えば私が持つ、裏千家茶道初級は、日々の生活・仕事では全く役に立っていません。
というか、細かい作法もほぼ忘れました・・・。まあ取得もそんなに難しくありませんでしたし。
ただ、自己紹介の時、「私は日本文化が好きです」と言うのと、「私は日本文化が好きで、裏千家茶道初級を持っています。」と言った場合。どちらが説得力や人間性があらわれるでしょうか。
圧倒的に資格を持つ後者だと思います。
「この人は、日本文化を学ぶためにそれなりの意志を持って勉強できる人」そんな印象を持ってもらえるでしょう。
資格はこのように、意志や努力を証明してくれます。
しかも、ほとんどの資格は有効期限が無いので一生モノの証明書となります。
資格取得は自信につながる
資格は他人から評価されるというメリットがありますが、自分の自信にもつながります。
自己満足ならわざわざ資格取得しなくてもいいんじゃない?がんばって勉強したことは自分が一番わかってるから。
確かに、がんばったことは自分が一番分かっています。
ですが、がんばったことは資格のような結果を残すことで「形」として積み重なり、より自信につながります。
別の記事『大人が勉強するメリットは3つあります【8年間勉強を継続して分かった事】でも紹介しましたが、「ちはやふる」という競技かるたの漫画が一番しっくりくる説明をしています。
出典:ちはやふる コミックス20巻
がんばった努力も得た知識も、時間と共にうすれてしまいます。
せっかく勉強したなら、資格という「形」として残すことをオススメします。
シンプルに資格を選ぶ方法
最初に書きましたが、資格はとにかく種類が多いです。
どれを選ぶか迷った時は、まず「仕事のため」or「プライベート充実」の二択で絞ると、スムーズに決める事ができます。
仕事のために資格を選ぶ
仕事のために資格を取ろう!と決めたら、今の仕事、もしくは今後の仕事内容を想像しながら選んでいきましょう。
まず結論だけ言うと、初心者にオススメの資格は「簿記3級」です。理由は後で説明します。
資格の種類について調べるなら、100以上の資格講座を有する大手3社から選べば間違いないです。
それぞれビジネス資格ランキングがあるので、ランキングを参考にして選べば大きな選択ミスは無いと思います。
ユーキャンの全講座一覧
キャリカレの
たのまなの全講座一覧
色々調べた中で気になる資格を見つけたら、必ず下の4つを確認してください。
資格を選ぶ際、確認すべき4つの事
・資格取得までに必要な勉強時間
司法書士の資格なら1年以上勉強する必要があります。上にあげた大手企業のサイトで必要な勉強時間の目安がのっていますので、自分が続けられそうな勉強時間かどうか調べた方が良いです。
・受験資格
看護師の資格なら、取得のために国が認める特定の学校を卒業する必要があります。このように、独学では取得できない資格があるため受験資格を調べておきましょう。
・資格取得に必要な費用
野菜ソムリエの資格なら、特定の講習費用と受験費用を合わせて約15万円の費用がかかります。受験料だけでも1万円以上かかる資格もザラにあるため、許容範囲の費用かどうかを調べておきましょう。
・試験日
例えばエネルギー管理士の資格試験は年に1度しかありません。試験日を調べずに勉強を始めてしまうとモチベーション管理が難しくなるため、試験日を事前に確認しておきましょう。
以上を確認して、OKなら後は勉強を始めるだけです!
色々調べたけどなかなか決められない・・・とりあえず初心者に一番オススメな資格は何?
上でもふれましたが、初心者にオススメな資格は「簿記3級」です。その理由は以下となります。
簿記は幅広い職業でつかえる
「簿記」はざっくり言うと、お金の出入りに関する資格です。
簿記の勉強をすると、会社の収益や支出の流れを正しく理解、作成できるようになります。
でもこの資格を活かせるのって事務関係の仕事だけじゃない?
いえ、そんなことはありません。お金の流れを理解するのは、どの職種でも求められる能力です。
私は工場でほぼ100%現場作業をしていますが、係長試験ではガッツリ簿記に関する問題が出題されました。
私のように日々配管を洗浄する現場作業員ですら、係長レベルになると簿記の知識が求められてきます。
簿記は受験者数が非常に多い
資格の人気度=受験者数と言っていいでしょう。簿記は年間約40万人が受験します。
資格の受験者数TOP3は、運転免許、英検、TOEICとなりますが、簿記は受験者数TOP10に入る人数が受験します。
運転免許の受験者数が多いのは、その資格が「有用」だと多くの人が認めているからです。
つまり、簿記もそれだけ有用と認められているため多くの人が受験します。
簿記は誰もが知る資格で、履歴書に書けば最低限「お金に関してそこそこ知識があり、努力して勉強できる人」という証明ができます。
簿記3級なら難易度が低い
簿記は1~3級まであり、大抵の人が3級から挑戦します。合格率は約50%。勉強時間の目安は1日2時間の勉強で約3ケ月です。※参考資料:ユーキャン
3ケ月勉強して半分しか受からないなんて、私にはムリだ・・・
このように、勉強が苦手な方にとっては高いハードルに感じるかもしれません。
ただ、多くの資格関連の情報で、簿記3級は易しい部類とされています。
資格試験情報サイトPASS:簿記3級の難易度は5段階評価で下から2番目の「やや易」
資格の取り方:簿記3級の難易度は偏差値換算すると偏差値45
本当に役立つ資格、全く役立たない資格:簿記3級の難易度は5段階評価で下から2番目の「やや易しい」
資格に挑戦する初心者の方にとっては、ちょうどいい難易度かと思います。
もし不安であれば、通信講座で手厚いサポートを受けながら勉強を進めることをオススメします。
簿記3級について通信講座の価格で比較すると以下のようになります。
スクール | 簿記3級講座【価格】 | 割引サービス |
---|---|---|
ユーキャンの 簿記3級講座 | 39,000円 | なし |
たのまな 簿記3級 | 27,500円 | ・2講座目10%OFF ・知り合いを紹介すると10%OFF ・再チャレンジ半額 |
キャリカレ 簿記3級・2級講座 | 37,000円 ※2級・3級ダブル講座 | ・不合格なら全額返金 ・合格した場合、2個目の講座無料 |
ちなみに簿記と並ぶ人気な資格としては、ファイナンシャルプランナー、宅建士、危険物取扱者、電気工事士などがありますが、一番幅広い職種で使える簿記をオススメします。
プライベート充実のために資格を選ぶ
こちらは仕事のために取得する資格とは違い、難易度が低いものが多いので興味があるジャンルから選べば良いと思います。
オススメの選び方は、その資格が「カッコイイ自分」につながるかどうか想像することです。
私がラオスで取得した象使いの資格も、「象使いの資格持ってます」ってなんかカッコいいんじゃない?と思って取得しました(笑)
勉強する意味について別の記事で書きましたが、勉強の根本的な目的は「なりたい自分になるため」です。
なので、プライベート充実のために資格を選ぶなら、メリットや周りの評価よりも、自分がカッコイイと思うかどうかで決めることをオススメします。
プライベートが充実する資格・・・
何でもいいからおススメあったら教えて!
個人的に食生活アドバイザーですね。食に詳しいって話のタネにもなりますし、今後の食生活に自信が持てるので。ユーキャンでも人気ランキング3位です(ユーキャンの食生活アドバイザー(R)講座)。
どうしても選べない場合⇒英語かメンタル系の資格がおススメ
仕事のために資格をとるか、プライベート充実のために資格をとるか・・・どうしても選べない(泣)
どうしても選べない場合は、英語かメンタル系の資格をオススメします。
この2つは仕事でもプライベートでもメチャクチャ役に立ちます。
英語の資格をオススメする理由
英語は全ての職種で有用
英語の代表的な資格と言えば英検とTOEICですが、2つとも受験人数TOP5に入る超人気資格です。
仕事に関しては、外資系企業へ転職、海外勤務、翻訳、英語指導など、さまざまな職種で英語は重宝されます。
英語を全く使わない職場だとしても「英語で多くの情報を得るために勉強しています」と言ってみてください。(海外旅行のために英語を勉強している私が、無理やり職場でアピールする手法です。)
何かを調べる際、英語でも調べる事ができれば、情報量は10倍以上になるでしょう。この能力は全ての職種で有用です。
英語はプライベート充実につながる
例えば海外のYouTubeや外国人のツイッターを楽しむ、海外のサイトで商品購入するなど、英語は生活の中でも色々活用できます。
また、海外の方とコミュニケーションをとったり、海外旅行へでかけるなど、プライベート充実につながることは間違いありません。
英語の有用性は誰もが知る事なので、資格にこだわらなくても良いかもしれませんが、「英検1級を目指す」や、「TOEIC900点越えを目指す」など、形に残る目標があった方が勉強のモチベーション維持につながります。
メンタル系の資格をオススメする理由
メンタル系の資格って、英語に比べると知名度も権威性も低いような・・・
確かに、「臨床心理士」のような開業につなげられる資格もありますが、基本的にメンタル系の資格が必須の仕事は少ないと思います。
ただ、「幅広い職種でつかえる」+「プライベートでもメリットが大きい」という、非常に幅広く有用な資格です。
メンタル系の資格は全ての職場でつかえる
結論から言うと、メンタルケアは現代社会の重要な課題なので、職場にメンタルケアの知識がある人がいると非常にありがたい存在となります。
私は工場に勤務していて、メンタル不調で休職する人を何人も見てきました。
そこで現在「心理カウンセラー」の勉強をしているのですが、このことが上司にメチャクチャ喜ばれました。
評価されたのは以下の3点です
・管理職が全員のメンタル状況を把握するのは難しいので、現場にメンタルヘルスに詳しい人がいると安心できる。
・ビジネススキルの資格を取る人は多いが、わざわざメンタル系の資格勉強をとる人は少ないので貴重。
・メンタルヘルスの勉強をするという事は、職場環境向上に対する意識が感じられる。
あくまで工場勤務の私の体験談ですが、おそらくどの職場でも同様の評価が得られると思います。
メンタル系の資格は実生活でも使える
メンタルケアの勉強をするという事は、メンタル不調を防ぐ方法と回復させる方法を学ぶという事です。
つまり、自分自身のメンタル管理にも使えます。
私は前に所属していた課で上司から、良くも悪くもメンタル最強の称号を授与されていました。
現在「産業心理カウンセラー」の勉強をすることで、メンタルのダメージを受けたそばから回復する、常軌を逸したメンタルを持つ人間に近づきつつあります。
メンタルは幸福度に与える影響が大きいので、プライベート充実につながることは間違いありません。
ユーキャンの心理カウンセリング講座
まとめ
とりあえず何か資格をとりたい!と思った時の、資格の選び方
・仕事のためか、プライベート充実のためか、2択で絞ると選びやすい
・仕事のために資格を選ぶ場合、資格講座を有する大手3社(ユーキャン、たのまな、キャリカレ)のビジネス項目の中から選べば良い
・気になる資格が見つかったら、必要な勉強時間、受験資格、費用、試験日の4つを必ず確認する
・仕事のために取得する資格が選べなかったら、簿記3級がおススメ
・プライベート充実のために資格を選ぶ場合、取得してカッコイイと思えるモノを選ぶ
・どうしても資格が選べなかったら、英語かメンタル系の資格がオススメ
以上。資格は努力や人間性の証明をしてくれるので、たとえマイナーな資格だったとしても取得する意味はあると思います!
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